公益財団法人イオン環境財団の第29回イオン環境活動助成の助成を受け実施しています。
実施日時:令和2年9月27日(日) 9:30~11:00
場 所:天満橋下北詰 大淀川河川
参加人数:子ども23名 大人45名
実施団体:NPO法人大淀川流域ネットワーク
ご協力いただいた方々 宮崎総合学院・宮崎南高校・宮崎西高校・小戸神社氏子青年会・㈱共同技術コンサルタント・宮崎河川国道事務所
タコノアシは、宮崎県準絶滅危惧植物に指定されています。
タコノアシが生育している水辺では、ヤナギやヨシ・オギや外来植物が繁茂していて日当たりが遮蔽されて、タコノアシが消失してしまうおそれがあります。
周辺植物を刈取って日当たりの良い環境を維持すれば、希少植生のタコノアシだけでなく、現在生息している小魚やカニ、貝などの水辺生態系を保全できます。
次代を担う若者や子ども達に、本活動に参加する機会を提供して、自然環境の劣化を防ぐには地域住民の手入れが大切であることを知ってもらうとともに、身近な場所で希少植物の絶滅が危惧されていることを認識してもらい、自然環境の素晴らしさ・大切さ・楽しさを知ってもらって、生物多様性への関心の定着を図ることを目的としています。
①階段護岸上の外来植物の伐根と、タコノアシ競争種の刈取り
②ヨシやオギの除草とヤナギの切り取り
③タコノアシ植栽のための板の設置
★☆★ こんなに日当たりが良くなりました ★☆★
作業前 作業後
皆様のおかげで、タコノアシは10月には白い可憐な花を咲かせ、12月頃には真っ赤な紅葉する姿が見られると思います。沢山のご協力をありがとうございました。