宮崎大学教育学部付属小学校の5年生のクラスで、「生活排水による水質汚染」
についての出前講義を3回実施しました。
◇1回目◇
実施日 1月19日(水)
目 的 大淀川の水がどの程度汚れているかを実感する
4か所の河川の水を準備し、透視度計を使って、水の透明度を測定しました。
測定に使用した河川の場所:綾町の松原公園・大淀川学習館前・八重川・加江田渓谷
加江田渓谷の水が、一番きれいでした。
◇2回目◇
実施日 1月26日(水)
目 的 生活排水が水をどの程度汚すかを体験する
CODパックテストを使って、普段の生活の中で水がどの程度汚れるかを測定しました。
測定には、牛乳・しょうゆ・みそ汁・ドレッシングを500mlに1滴入れた水を使用しました。
見た目は透明で、何も入っていないような状態の水ですが、CODの測定値が8以上になり、
生徒の皆さん、驚いていました。家庭でも、雑排水をなるべく流さないようにお話しました。
◇3回目◇
実施日 2月3日(木)
目的 水質改善を頑張っている方から話を聞く
都城地区の大淀川都城サミットの枩下信芳さんから、地域での水質浄化の活動について
話がありました。
大淀川が、1滴の水から始まっている源流の話や、都城を通っている話等、興味深く聞いていました。