大淀川流域ネットワークは、宮崎県の大淀川流域の環境保全、環境の向上、川文化の振興を図ることを目的として活動しています。

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第19回うるおいのある川づくりコンペ 宮崎の“うるおいのある川づくり”開催しました

2025-08-01 新着情報

水辺の整備においては、事業目的と河川環境の保全が両立するように計画・設計し、実施することが求められています。そのため、行政と当NPO が協働で、「宮崎県自然豊かな水辺の工法研究会」を平成19 年8 月に発足させました。この研究会は、宮崎県内の公共事業において、水辺の整備を行う際に自然豊かな水辺を保全し創出するために、県内の技術者に水辺環境についての知見や技術を身につける機会を提供するとともに、それを実行できる体制を整えることを目的としています。

 その研究会の活動の一つとして、「私たちがめざすうるおいのある川や水辺はどんな姿なのか」について自由に柔軟に探り、共有していこうと、“うるおいのある川づくりコンペ”を、宮崎で活動する住民・団体・企業・行政にひろく呼びかけて開催しています。

今年度は15団体の応募があり、書類審査の結果15団体が川づくりコンペ本大会で発表しました。

開  催  日 令和7年7月31日(木)
会  場 宮崎県企業局 県電ホール
参加者数 69名
 
☆★☆ 第19回うるおいのある川づくりコンペの結果 ☆★☆
【金賞】
団体名:都城土木事務所
テーマ:高崎川における多自然川づくりの工夫について
【銀賞】
団体名:西臼杵支庁
テーマ:神代川河川再生事業について
【銀賞】
団体名:宮崎河川国道事務所
テーマ:小丸川水系河川整備計画における環境の定量目標及び設計の工夫
【銀賞】
団体名:高岡土木事務所
テーマ:後川河川災害復旧工事における多自然川づくり
【銅賞】
団体名:宮崎市 土木課 
テーマ:小さな事からコツコツと ~普通河川の維持掘削~
【銅賞】
団体名:串間土木事務所 
テーマ:袋詰め玉石を利用した黒仁田川の多自然川づくりについて
 
主 催
 宮崎県自然豊かな水辺の工法研究会
 
うるおいのある川づくりコンペとは

 「私たちがめざすうるおいのある川や水辺はこんな姿なのだ」と、理想とする川や水辺づくりをみんなで話しあうことで、「うるおいのある川づくりとは何か」を自由に柔軟に探り、知恵や情報を共有して、宮崎のうるおいのある川や水辺の具体的なイメージを共有していきます。