*****第10回うるおいのある川づくりコンペ*****
宮崎の“うるおいのある川づくり”募集!
水辺の整備においては、事業目的と河川環境の保全が両立するように計画・設計し、実施することが求められています。そのため、行政と当NPOが協働で、「宮崎県自然豊かな水辺の工法研究会」を平成19年8月に発足させました。この研究会は、宮崎県内の公共事業において、水辺の整備を行う際に自然豊かな水辺を保全し創出するために、県内の技術者に水辺環境についての知見や技術を身につける機会を提供するとともに、それを実行できる体制を整えることを目的としています。
その研究会の活動の一つとして、「私たちがめざすうるおいのある川や水辺はどんな姿なのか」について自由に柔軟に探り、共有していこうと、“うるおいのある川づくりコンペ”を、宮崎で活動する住民・団体・企業・行政にひろく呼びかけて開催しています。昨年は15団体の応募がありました。
みなさんのご自慢の“うるおいのある川・川づくり”を、ぜひこの機会にご紹介ください。多くの方のご応募とご参加をお待ちしています。
●うるおいのある川づくりコンペ 日時及び会場
2016年 8月22日(月) 10:00 ~ 17:00 *時間は予定
会場 : 宮崎県建設技術センター (宮崎市清武町今泉丙2559-1)
※ご来場の際は出来る限り公共交通機関をご利用ください。
●主 催
宮崎県(宮崎県自然豊かな水辺の工法研究会)
●うるおいのある川づくりコンペとは
「私たちがめざすうるおいのある川や水辺はこんな姿なのだ」と、理想とする川や水辺づくりをみんなで話しあうことで、「うるおいのある川づくりとは何か」を自由に柔軟に探り、知恵や情報を共有して、宮崎のうるおいのある川や水辺の具体的なイメージを共有していきます。
○対象となる「川」とは
”川“と表現していますが、いわゆる川だけでなく、身のまわりの水路や池など、様々な水辺を含みます。
なお、実際の「川づくり」の実践を伴わない事例発表も、対象としています。
【対象となる具体的な事例】
・施工事例から得た多自然川づくりの課題
・地域連携や協働による多自然川づくりの実践
・計画・設計段階での配慮により、効果的な川づくりとなった事例
・施工段階での配慮・工夫により、効果的な川づくりとなった事例
・効果的な川づくりのために、計画・設計段階で配慮した事例
・フォローアップ(追跡調査等)による順応的管理の事例
【対象とならない具体的な事例】
・製品や工法等の単なる宣伝
○発表者は 自由な表現方法で発表、アピールしてください。1件の持ち時間7分の中で、工夫を凝らして発表してください。日頃の取り組みのまとめ・発表・意見交換・参加者との交流を通して、新たな発見と取り組みのエネルギーをつかんでください。(※1)
○選考は 学識経験者と河川行政関係者から構成される審査員で行います。様々な視点から総合的に評価しますが、選考を通して宮崎の“うるおいのある川づくり”の新たな視点や評価のポイントを探り出すことも、うるおいのある川づくりコンペの大きな目的です。
○讃えあう 選考は優劣を決めるものではありません。発表・意見交換・交流のまとめとして、入賞を選びます。入賞者には、研究会からオリジナルの表彰状を贈呈し、うるおいのある川づくりコンペの成果を讃えます。
《留意事項 ※1》
応募申し込み時にご提出いただく応募申込書(様式1~2)による書類審査の結果により、コンペ本大会への出場権を得ることができます。
●プログラム概要 *時間は予定です
2016年 8月22日(月)
うるおいのある川づくりコンペ 会場 : 宮崎県建設技術センター
9:00 ~ 9:30 発表者の受付、パネルやデータの準備
9:30 ~ 10:00 参加者の受付、パネルの展示
10:00 ~ 10:10 うるおいのある川づくりコンペ開会
10:10 ~ 12:00 発表(午前の部)
13:00 ~ 15:30 発表(午後の部)
15:30 ~ 16:30 講演・審査
16:30 ~ 17:00 講評・表彰式・閉会
●応募開始・問い合わせ先
6月15日(水)から応募を開始します。問い合せ先は下記のとおりです。
宮崎県自然豊かな水辺の工法研究会 事務局 (NPO法人大淀川流域ネットワーク内)
〒880-0904 宮崎県宮崎市中村東2丁目8-30 パンプキンアパート202号
TEL:0985-78-2655
FAX:0985-48-8233
E-mail:mizube@oyodo-river.org
宮崎県 県土整備部 河川課 河川担当
TEL:0985-26-7185 FAX:0985-26-7317
●応募の方法
下記の1から2の資料を上記の研究会事務局宛にメールまたは郵便でお送りください。指定の書式(様式1~様式3)は、NPO法人大淀川流域ネットワークのホームページからダウンロードできます。
様式1~様式3は、こちらからダウンロードできます。 Wrod PDF
1.応募申込書(様式1~様式2) 7月15日(金)必着
コンペ本大会で発表をしていただく方を選出するための事前審査の資料とするほか、指定の書式(様式1~様式3)は、審査員及び聴講者に配布する資料となるものですので、作成にあたっては留意してください。必ず期限内にご提出ください。応募者欄は、発表予定者(連絡責任者)〔複数の場合は代表者〕を記入してください。
《注意》
ご応募いただいた皆様の中からコンペ本大会への出場権を得ることができる方は概ね15名程度としています。
2.発表パネルの縮小版(様式3) 8月10日(水)必着
コンペ本大会で発表をしていただく方は、様式3をデータで、上記の研究会事務局宛にメールまたはCDでお送りください。コンペ本大会時に、審査員に配布する資料です。内容については、当日のパネルと多少の変更があってもかまいません。なお、CDを郵送される場合の送料については各自でご負担をよろしくお願いいたします。
3.発表パネル(様式4) 当日持参
会場に展示しますので、必ず応募1件につき1枚を縦置きでご準備ください。発表時にも資料として使用できます。
※パネルは会場の机の上に立てかけて展示します。材質、形状などは自由ですが、自立するように工夫して下さい。持ち運びやすいように二つ折りにすることも可能です.
●選考の視点(書類審査時)
審査員は、おおよそ次の3点で総合的に評価します。
① 取り組みの内容 : 多自然川づくりとして工夫した内容についての評価
② 取り組みの成果 : 多自然川づくりとして改善された点や保全された環境についての評価
③ 取り組みのアピール : 取り組みにおいて、特に強調したい点についての評価
●選考の視点(コンペ時)
審査員は、おおよそ次の4点で総合的に評価します。
① 発 想 : “うるおいのある川”をめざすための斬新な発想や着眼、的確な視点についての評価
② 関わり : 地域住民と川や水辺との豊かで良好な関わりについての評価
③ 過 程 : “うるおいのある川”を育むための住民参加や、さまざまな分野の人たちとの協働の
過程についての評価
④ 計画・技術 : 川や水辺らしさの保全や、“うるおいのある川”回復のために工夫された計画手法や
施工技術などについての評価
●発表の方法
・応募申込書の内容を参考に、事前に発表順を事務局で決めます。
・1件につき発表は7分、3名程度発表後、質疑を15分以内で行います。発表者は複数でもかまいません。
・発表パネル1枚を必ずご準備ください。発表では、持ち時間内で会場のスクリーンに写真などを映写できますので、アピールしたいこと・水辺の状況や活動の様子・技術の内容の写真などを概ね6枚(パワーポイントならスライド6枚、静止画のみ)以内にまとめてください。
・プロジェクターを使用する場合は、データをCDやUSBなどの記憶媒体をご持参いただき、必ずコンペ当日の9時30分までに会場のパソコンに入力して、動作を確認してください。
・発表パネルの1枚を、コンペ当日9時30分までに会場内の展示スペースの指定の場所に各自で並べてください。
●経費について
一般の方および企業からの発表者には、資料作成費や資料郵送費などの経費として1件につき1万円を発表当日に支給します。コンペ本大会出場者は印鑑を持参してください。なお、発表当日あるいは事前の調査などにかかる交通費は支給しません。
●宮崎県自然豊かな水辺の工法研究会による「研究会認定ポイント」について
・「多自然川づくり」に関する知識や技術の習熟度を示す指標で、一定の条件を満たす各個人に対して当研究会が付与するものです。
・当研究会が主催する研修会(年3回)とともに、「うるおいのある川づくりコンペ」等についても「研究会認定ポイント」付与の対象プログラムとなっています。
コンペの種類
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付与認定ポイント
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付与条件
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うるおいのある川づくりコンペ(H28.8.22)
(宮崎県自然豊かな水辺の工法研究会主催)
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5ポイント
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左記コンペにおいて事例を発表した個人
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うるおいのある川づくりコンペ(H28.10.20~21)
(九州多自然川づくり協議会主催)
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5ポイント
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左記コンペにおいて事例を発表した個人
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10ポイント
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左記コンペで賞を受賞した事例を発表した個人
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《注意》
研究会認定ポイントを付与する対象者は、1発表につき1名限りとなります。
具体的には応募用紙の様式1に記載いただく『発表予定者(連絡責任者)』が対象で、複数名で発表される場合には、発表代表者のみが対象となります。
●その他
・応募申込書(様式1)とパネルの縮小版(様式2)は、当日の資料として冊子(A4サイズ、白黒)にして参加者に配布します。応募申込書に記載された個人情報については、主催者側で厳重に管理し、本開催に関わること以外の目的では使用いたしません。
・必要に応じて配布資料等をパネル展示用の長机上に置くこともできます。ただし、パネル幅のスペースに限定させていただきます。
●平成27年度の受賞者
金賞 宮崎県 県土整備部 小林土木事務所
題名:岩瀬川魚道計画~河川環境の再生と生態環境の保全~
銀賞 河野建設株式会社
題名:『川は生きています』失敗してわかったこと。
銀賞 宮崎県 県土整備部 宮崎土木事務所
題名:水流川は水とふれあえる川となったのかな?
銅賞 国土交通省 九州地方整備局 延岡河川国道事務所
題名:五ヶ瀬川かわまちづくり事業「大貫かわまち交流広場の完成」
銅賞 宮崎県 県土整備部 宮崎土木事務所
題名:地元主体のワンド作り(山崎川の事例)