大淀川流域ネットワークは、宮崎県の大淀川流域の環境保全、環境の向上、川文化の振興を図ることを目的として活動しています。

最新情報

「北川に学ぶ洪水対策とホタル観賞」開催しました

2017-06-05 新着情報
Green Gift 地球元気プログラムin宮崎県 第1弾
「北川に学ぶ洪水対策とホタル観賞」開催しました。
 
開催日 201763() 
参加者 宮崎地区の親子23名、延岡地区の親子25
 
主催:NPO法人大淀川流域ネットワーク
共催:認定NPO法人日本NPOセンター
協力:EPO九州、宮崎県、延岡市
協賛:東京海上日動火災保険株式会社
後援:環境省
 
【内容】
〇霞堤の見学
 延岡市北川町では、過去の水害の教訓から「霞堤」を設けていて、住宅をかさ上げした上で洪水時の川水を霞堤の外の田畑に貯める水害対策をとっています。
 平成28年の台風16号時にも効果を発揮して、全国にテレビで紹介された「霞堤」について、延岡土木事務所、黒木氏に霞堤・宅地嵩上げの説明と黒木氏に洪水状況を説明していただき、見学しました。 
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〇家田湿原の鑑賞
 家田湿原(18ha)は、絶滅危惧種の動植物が50種以上生息する学術的にも極めて価値の高い湿地です。コウホネなどの珍しい植物とグンバイトンボなどのイトトンボの仲間を観察しました。
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〇交流会
 北川町では、地域住民が洪水を受入れて生活していること、その結果として自然環境が守られていて魚などの多くの生き物が住んでいることなどについて学び、宮崎と延岡の参加者みんなで意見交換を行いました。
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〇ホタルの鑑賞
 
 北川では、ゲンジボタルの成虫が、その年の気象などにより最盛期のずれも見られますが、5月の下旬から6月の中旬にかけて一斉に発生します。
 上流へ移動して、ホタルを観察しました。
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