第13回うるおいのある川づくりコンペ 宮崎の“うるおいのある川づくり”開催しました
水辺の整備においては、事業目的と河川環境の保全が両立するように計画・設計し、実施することが求められています。そのため、行政と当NPO が協働で、「宮崎県自然豊かな水辺の工法研究会」を平成19 年8 月に発足させました。この研究会は、宮崎県内の公共事業において、水辺の整備を行う際に自然豊かな水辺を保全し創出するために、県内の技術者に水辺環境についての知見や技術を身につける機会を提供するとともに、それを実行できる体制を整えることを目的としています。
その研究会の活動の一つとして、「私たちがめざすうるおいのある川や水辺はどんな姿なのか」について自由に柔軟に探り、共有していこうと、“うるおいのある川づくりコンペ”を、宮崎で活動する住民・団体・企業・行政にひろく呼びかけて開催しています。
今年度は14団体の応募があり、書類審査の結果14団体が川づくりコンペ本大会で発表しました。
開 催 日 令和元年7月31日(水)
会 場 宮崎県企業局 県電ホール
☆★☆ 第13回うるおいのある川づくりコンペの結果 ☆★☆
【金賞】
団体名:河川課
テーマ:宮崎県における自然豊かな川づくりのための人材育成
~宮崎県内の優れた川づくりの事例集~
【銀賞】
団体名:延岡河川国道事務所
テーマ:「五ヶ瀬川かわまちづくり」の取り組みについて
【銀賞】
団体名:日南土木事務所
テーマ:地域連携や協働による多自然川づくりの実践
【銅賞】
団体名:西臼杵支庁
テーマ:河道埋塞による浸水被害対策
【銅賞】
団体名:小林土木事務所
テーマ:オオヨドガワゴロモ保全活動について
【銅賞】
団体名:西都土木
テーマ:三財川での大聖牛工法による多様で複雑な景観への変化
●主 催
宮崎県自然豊かな水辺の工法研究会
●うるおいのある川づくりコンペとは
「私たちがめざすうるおいのある川や水辺はこんな姿なのだ」と、理想とする川や水辺づくりをみんなで話しあうことで、「うるおいのある川づくりとは何か」を自由に柔軟に探り、知恵や情報を共有して、宮崎のうるおいのある川や水辺の具体的なイメージを共有していきます。