大淀川流域ネットワークは、宮崎県の大淀川流域の環境保全、環境の向上、川文化の振興を図ることを目的として活動しています。

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宮崎県自然豊かな水辺の工法研究会 第1回研修会を開催しました

2021-07-19 新着情報
新型コロナウイルス感染症拡大防止を考慮して、オンライン研修会としました。
 
■研修期間(オンライン研修会)
 日時:令和3年7月14日(水)7:00 ~7月16日(金)21:00
■研修内容
 1 前回研修会レポート課題の説明 15分
 2 研修会(講演)
   講演① 90分
   講師:公益財団法人 リバーフロント研究所
      多自然川づくりサポートセンター事務局 主席研究員 吉田邦伸 氏
   テーマ:川の営みを活かした治水と環境の融合した川づくりについて
   概 要:激甚な水災害への対応として全国で河道掘削や樹木伐採など大規模な河川事業が
       実施されている。計画・設計・施工・管理を念頭とし、川の営みを活かし治水と
       環境の融合した川づくりの技術力向上に向け、活用できる技術及び注意点を紹介
       する。
   講演② 90分
   講師: (旧)宮崎県小林土木事務所 河川砂防課 福元美穂 氏
   テーマ :辻の堂川の多自然川づくり
   概要:辻の堂川において、多自然川づくりの考え方を基に樹木伐採・掘削工事を行った。
      施工の際の工夫や施工後1年のモニタリングによる植生や景観の変化について報告
      する。
   講師:(旧)宮崎県延岡土木事務所 河川砂防課 赤木啓悟 氏
   テーマ:生態系に配慮した河道掘削について
   概要:祝子川の下流域に位置する中州では、樹木の繁茂及び堆積土砂が著しいことから
      河道掘削を実施した。施工箇所は、水生生物が多く生息していることから、この
      生物環境に配慮した施工方法を採用した。
   講師:(旧)宮崎県西臼杵支庁 土木課 三林 聖 氏
   テーマ:「神代川かわまちづくり」における取組について
   概要:神代川において、3面張りの直線的な河川を、蛇行した自然豊かな河川に復元する
      事業を実施している。専門家や地元住民等と意見交換を行いながら、高千穂町の
      まちづくりと連携して取り組んできた、これまでの成果について報告する。
   ※講演②の内容は、令和2年度うるおいのある川づくりコンペの優良事例となります。
3 レポート課題の出題と説明 10分
■主催 
 宮崎県自然豊かな水辺の工法研究会(宮崎県・NPO法人大淀川流域ネットワーク)