大淀川流域ネットワークは、宮崎県の大淀川流域の環境保全、環境の向上、川文化の振興を図ることを目的として活動しています。

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宮崎県自然豊かな水辺の工法研究会 第3回研修会 開催しました

2021-11-26 新着情報
【目的】
「宮崎県自然豊かな水辺の工法研究会」は、宮崎県がNPO法人大淀川流域ネットワークとともに設立したもので、河川等に関係する行政や企業の技術者に対して、河川の水辺環境に関する知見や技術を習得する機会を提供するとともに、多自然川づくりに関する技術者の技術向上及び地域に適用させるための具体論を学ぶことを目的としています。研修会等では、県内外の多自然川づくりに関する全国トップクラスの研究者などを講師として開催しています。
【対象者】
河川や砂防に関係する行政及び企業の技術者
※受講対象者以外の方でも興味のある方はどなたでも受講できます。
 
【県北会場 日向市】
開催日時:令和3年11月24日(水)13:00~17:00
会  場:日向市中央公民館 ホール
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【県南会場 宮崎市】
開催日時:令和3年11月25日(木)13:00~17:00
会  場:宮崎市清武文化会館 半九ホール
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【講義内容(両会場同じ)】
講演①
講 師 : 国土交通省 九州地方整備局 宮崎河川国道事務所  副所長 中島 忠 氏 
テーマ : 河川における環境対策について
概 要 :九州地方の温暖多雨で災害発生の危険性が高い気象条件の下で、これまで様々な川づくりが行われてきた。九州内で実施した多自然川づくりの事例を紹介するとともに、その環境対策や設計施工時の注意点などについて説明する。
講演②
講 師:信州大学 繊維学部 応用生物科学科  教授 平林公男 氏
テーマ:河川中流域における生物生産力と生産性管理基準の提案 
    ~千曲川における研究事例から~
概 要:多自然川づくりで川の形だけ作っても、生物が成長・再生産ができなければ河川生態系は成り立たない。設計と土木施工の技術向上のために、魚類を含む生物が成長できる仕組みについて解説し、現場で施工する場合のポイントをまとめる。
 
主催  宮崎県自然豊かな水辺の工法研究会(宮崎県・NPO法人大淀川流域ネットワーク)