(公益財団法人河川財団による河川基金 助成事業)
当団体では、平成28年度から宮崎県準絶滅危惧種タコノアシの保全活動に取り組んでいます。
大淀川には、タコノアシの他にも色々な絶滅危惧種が生息・生育しています。しかし、河川整備計画の改修で天満橋上流の砂州が掘削されるため、春と夏に絶滅危惧種の移植計画を実施しました。
秋は水際を赤く彩るタコノアシの見頃の季節です。昨年開催したヨシ原の水辺探検が好評でしたので、治水と環境保全が調和する川づくりの重要性を広報するため、今年も観察会を開催しました。
■開催日 令和4年10月23日(日) 9時00分~12時40分
■会 場 大淀川右岸 天満橋下 河川敷
■参加者 宮崎市内の小学生、高校生、保護者 計20名
大淀川天満橋下にパネルを展示し、絶滅危惧種の説明をしました。
また、小川に生息する生き物を探したり、紅葉したタコノアシの観察をしました。
探検コースでは、ヨシ原の奥に入り、河原の中を歩きながらたくさんの生き物や植物を観察することができました。
参加者には、大淀川流域ネットワークで作成した、大淀川下流域に住んでいる絶滅危惧種を含めた生き物を写真付きで説明した小図鑑(第2版)をプレゼントしました。