宮崎県川や海に関する学習会「この夏の思い出をつくろう」
内 容 川泳ぎと川の安全教室
プログラム 川遊びの準備と心構え・ライフジャケット着用方法・ スローロープ使用・説明・
救助訓練・渓流川遊び・ヤマメつかみどり
目 的 川遊びの楽しさを感じてもらうと共に川の危険やもしもの場合の対処を学ぶ。
RAC(川の指導者)およびレスキューⅢ指導により川で安全に楽しく遊ぶための方法を学ぶ。
実施場所 しゃくなげの森 沖水川
実 施 日 平成20年7月21日
参 加 者 小学生4・5・6年および中学生 53名 保護者57名
大淀川の支川の沖水川、しゃくなげの森で「海の日」の7月21日に学習会を開催しました。
子ども53名・保護者57名、合計110名の参加があり、自然の素晴らしさや清流での川遊びの楽しさを学んで頂きました。
実施場所のしゃくなげの森では、自然の素晴らしさ・雄大さを体験することができます。一滴の水から川が始まり、母なる川・大淀川へと繋がっていること、川の水が様々な生物の命の源になっていることを実感して頂くことができ、河川環境を保全してく必要性があることを伝えることができました。
川遊びでは、普段、屋外で遊ぶ機会が少なくなっている子どもや大人の方に、自然体験の素晴らしさ・楽しさを感じて頂くことができました。
ヤマメつかみ取りは、自分で捕まえたヤマメを焼いて食することにより、命の大切さ・連鎖を体で感じて頂くことができました。
また、毎年、プログラムの中に水難救助訓練を取り入れています。講師はRAC(川の自然体験指導者)およびレスキューⅢの資格保持者です。川の危険な場所や行動を確認させ、もしもの場合の対処方法をPFDやスローロープを用いて学習します。この訓練を取り入れている理由は、川で活動するには危険が伴いますが、危険要因や救助方法・対処方法の知識を持つことにより、危険を回避する事ができるからです。
河川での活動を危険と認識している大人に対しては、親子で救助方法を体験学習する事により、川で安全に遊ぶ方法を伝える手段として、一層の効果があったようです。
この学習会の他に、7、8月に、命の学習やカヌー教室・木工教室等、さまざまな「川の教室」を実施しました。
夏休みの体験学習「宮崎県川や海に関する学習会」、渓流川遊びとヤマメつかみ取りを実施しましたが、県民の皆様に、河川環境保全の必要性をアピール出来たと思われます。
なお、テレビ宮崎と宮崎日日新聞の取材があり、ニュースや新聞で報道されました。
※この事業は、宮崎県県土整備部河川課より補助を受けて実施しています