大淀川流域ネットワークは、宮崎県の大淀川流域の環境保全、環境の向上、川文化の振興を図ることを目的として活動しています。

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宮崎県「県民との協働」提案公募型事業に本団体から提案した事業が採択されました

2008-06-13 新着情報

 

平成20年度の宮崎県「県民との協働」提案公募型事業に本団体から提案した事業が採択されました。

 

県の発表によると、この事業への応募は12団体からの13件であり、一次審査と二次審査の結果、3件が採択されたとのことです。

 

本団体では、これまでに、子どもを対象として、自然体験合宿や川博士ツアー、川遊び、ウォーキングなどのイベントを開催してきましたが、大人にも川の自然を楽しめるメニューの開発が求められていました。

 

この要請を受けて、昨年度は、カヌー体験を大人を対象に実施してみましたが、大変好評でした。

 

そこで、今回の本団体からの提案は、この構想を発展させて、本県の観光に、エコツーリズムを活用した着地型観光を組み合わせることを提案したものです。

 

エコツーリズムとは、自然環境や歴史・文化を対象として、それらを体験し、学ぶとともに、対象となる地域の自然環境や歴史・文化の保全に責任を持つ観光のあり方です。 

 

詳しくは、環境省のホームページなどで紹介してありますので、ご参照ください。

http://www.env.go.jp/nature/ecotourism/try-ecotourism/

 

着地型観光とは、これまでの旅行商品が都市部の旅行会社で企画・造成される「発地型」であったのに対し、旅行目的地側の主導で行う観光のことです。

 

地元にとっても、地域の自然環境や歴史・文化を見直すこととなり、そのことで地域おこしにつながるとして、注目されています。

 

本団体としては、大淀川流域とその近傍を対象として、身近な自然環境や歴史・文化などの地域資源を活かしたガイドツアーを開発体験をとおして新たな発見や感動があり楽しくて満足できる旅をいろいろな主体と連携して提供することで、大淀川流域の観光振興と環境保全および地域振興を図ることを目的としています。

 

予定としては、今年の夏休み期間中に、カヌー体験や登山などのメニューを試行してみて、秋に本格的に実施しようとしています。

 

いろいろな体験型のメニューを実施しますので、ぜひ参加して、大淀川の自然を満喫してください。