大淀川流域ネットワークは、宮崎県の大淀川流域の環境保全、環境の向上、川文化の振興を図ることを目的として活動しています。

最新情報

令和6年度 宮崎県自然豊かな水辺の工法研究会 第1回研修会 開催しました

2024-05-24 新着情報

令和6年度宮崎県自然豊かな水辺の工法研究会 第1回研修会 開催しました

【県北会場 日向市】
日時 : 令和6 年5 月 22 日(水)13:00~17:00   
場所 : 日向市中央公民館 ホール


【県南会場 宮崎市】
日時 : 令和 6 年5 月 23 日(木)12:30~16:30   
場所 : 宮崎市民文化ホール 大ホール

 講義内容(両会場同じ)】
講演① 令和5年度川づくりコンペ受賞課題
    ・講 師 : 宮崎河川国道事務所 工務第二課  黒木 隆 氏
       テーマ : 八重川津屋原沼周辺の堤防整備と環境保全について
       概 要 :津屋原沼周辺は高潮や津波に対し早急な堤防整備が必要であった。
また、同沼は大淀川水系の感潮域を特徴づける動植物が生息生育している自然豊かな環境を有していたため、『津屋原沼らしさ』を保全した施工と川づくりを行った。
   ・講 師 : 宮崎県 西臼杵支庁 土木課  松元 暖希 氏
       テーマ : 神代川かわまちづくり~10年の時を経て~
        概 要 : 人の生活と密接な関係にあった神代川が、昭和40年代の河川改修によりコンクリート三面張となり、人は川から遠ざかり生物にとっても厳しい環境となったことから、河川再生に取組んだ事例を紹介する。
   ・講 師 : 宮崎県 延岡土木事務所 河川砂防課  金政 龍之介 氏
       テーマ : iRICを活用したゴソ対策検討
        概 要 : 北川において、出水時に霞堤開口部から流入する流木について、近年出水頻度が増えた上、地域の高齢化も重なり、流入物撤去が地元の負担となっていることから、流木の流入軽減を図るため、現況の把握及び効果的な水制工の配置をiRICにより検討を行った事例を紹介する。

講演②
    講 師 : (公財)リバーフロント研究所 自然環境グループ グループ長 都築 隆禎 氏
    テーマ : 兵庫県の円山川水系で実施している多自然川づくり
     概 要 : 河川の災害復旧にあたっては治水だけでなく河川環境の再生も必要とされる。治水事業とあわせて自然再生事業を実施した兵庫県の円山川水系について、計画段階や施工段階での川づくり配慮ポイントと効果を説明する。

主催 
宮崎県自然豊かな水辺の工法研究会(宮崎県・NPO法人大淀川流域ネットワーク)