大淀川流域ネットワークは、宮崎県の大淀川流域の環境保全、環境の向上、川文化の振興を図ることを目的として活動しています。

最新情報

第6回うるおいのある川づくりコンペを開催しました

2012-08-22 新着情報
うるおいのある川づくりコンペ
日時 平成24年 821日(火) 950  1630 
会場 : 宮崎市民プラザ 4階 大会議室 
 
 水辺の整備においては、事業目的と河川環境の保全が両立するように計画・設計し、実施することが求められています。そのため、行政と当NPOが協働で、「宮崎県 自然豊かな水辺の工法研究会」を平成198月に発足させました。この研究会は、宮崎県内の公共事業において、水辺の整備を行う際に自然豊かな水辺を保全し創出するために、県内の技術者に水辺環境についての知見や技術を身につける機会を提供するとともに、それを実行できる体制を整えることを目的としています。
 その研究会の活動の一つとして、「私たちがめざすうるおいのある川や水辺はどんな姿なのか」について自由に柔軟に探り、共有していこうと、“うるおいのある川づくりコンペ”を、宮崎で活動する住民・団体・企業・行政にひろく呼びかけて開催しています。
 
主 催
宮崎県自然豊かな水辺の工法研究会
 
うるおいのある川づくりコンペとは
  「私たちがめざすうるおいのある川や水辺はこんな姿なのだ」と、理想とする川や水辺づくりをみんなで話しあうことで、「うるおいのある川づくりとは何か」を自由に柔軟に探り、知恵や情報を共有して、宮崎のうるおいのある川や水辺の具体的なイメージを共有していきます。
 
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☆★☆ 平成24年度 表彰の結果 ☆★☆
 
金賞
岡田工業株式会社
題名
「川を愛する土木技術者のたまごと地元企業の挑戦」
概略
祝子川大野地区の護岸水制工事にあたり、地元施工業者の発案により環境保全のための水辺の工法検討を地元延岡工業高校土木課の生徒と共に考え実践している。
身近な川の環境保全について、次世代の土木技術者と共に考え実践することにより、これから土木業界を担う若者に、社会における土木技術者の役割を知り、環境への高い意識をもち土木建設の業界における環境分野のリーダーとなることを期待している。
 
銀賞
高岡土木事務所
題名
「浦之名川における魚道整備について」
概略
設計段階 :宮崎大学農学部神田教授にアドバイスを受けて魚道設計を実施(魚道設置位置、魚道規模、形式選定 等)
施工段階 :同教授を始め、内水面漁業協同組合の方々に、施工前、施工中にアドバイスを受け、適宜設計の見直しや試行錯誤をしながら、魚道工事を実施
(植石方法、玉石の形状、切欠構造、減勢プールの配置 等)
今後の課題:魚道整備後、両形式とも魚の遡上は確認できたが、魚道としての定量的な機能確認を行っていく必要がある(魚種・遡上数確認等)
 
銅賞
日南土木事務所
題名
「広渡川の多自然川づくり」
概略
広渡ダムの治水容量を確保するため、平成23年6月~10月にかけて、堆積土砂除去を行った。施工箇所に残る良好な自然環境を確保するため、土砂掘削とともに画一的な断面とならないよう水際に変化をつけた。また掘削に伴う縦断勾配に合わせて、流速を抑え緩やかな水辺を保持するため、巨石による落差工を実施した。
 
延岡土木事務所
題名
「伝統的護岸基礎工法「なんば引き」の実践(舞台裏)」
概略
家田・川坂川の貴重な自然環境を次世代に引き継いでいくため、平成15年度から自然再生事業に取り組んでおり、平成15年10月には、地元住民、学識経験者・国・県・北川町で構成する家田・川坂自然再生計画検討委員会を設置し、平成18年2月に『家田・川坂自然再生計画』が策定され、湿原の再生に努めている。
現在、東九州自動車道が整備中であり、北川町の観光資源として湿原を活用するとともに、地域に根ざした湿田の整備が急務である。
 
延岡河川国道事務所
題名
「柔軟に対応した河道掘削について」
概略
激特事業による掘削後、掘削量約140万m3 に対して約15%の再堆積が発生しているため、3カ所の掘削を実施した。須崎地区掘削については、激特事業で行った水中部掘削箇所が再堆積しているため、平水位以上の箇所を代替掘削として実施した。
恒富地区掘削については、整備計画流量に対して計画高水位を上回る状況となっているため、流下断面確保のために掘削を行った。松山地区掘削については、再堆積に加え、河道内に樹木が繁茂してきており、流下の阻害となっていたため、樹木伐採と併せて掘削を行った。各箇所において景観・環境に配慮した掘削を実施。